この記事では、「【少年サッカー】親のお悩み解決〜6年生から中学へのサッカー選択〜」と題して、1つの事例として僕が6年生から中学サッカーを選択するときに、”何を”基準に”どんな”チームを選択したのかをお話ししていきます。
さらに、入学してからわかった(気づいた)驚きのチーム事情や、中学時代のチームの成長や結果について。
また、そのチームを選んだことで僕個人はどうなっていったのか?についてもお話しようと思います。
今回のお話は特に、あなたのお子さんが強いチームでやりたいのか?そうではない進路を考えているのか?で迷っているご家庭に向けて書きました。
参考になることがチラホラ散りばめられているんじゃないかなぁと思います。
もし、共感・参考できることがなく「〇〇は××だよ」なんてことがあればぜひコメントやお問い合わせより教えてください。一緒に考えさせていただきたいです。
本記事が、中学サッカーチームの選択を考えるうえであなたやご家族のみなさんのお力になれれば幸いです。
では、最後まで読んでみてくださいね。
目次
6年生から中学生への環境の変化と情報収集
何に対してもそうですが、僕たちはいつも自分の経験が価値観につながり、”意識・無意識かかわらず、自分の主観を通して他人や周りを見ている”ってことを知っておく必要があります。
環境の変化
親のみなさんが中学生の頃はまだ部活中心でクラブチームという選択は少なかったんじゃないでしょうか?
それから、8人制から11人制への変化もなかった時代でしょう。ええそうでしょう。
みなさん(僕)の時代と変わらない変化といえば、4号球から5号球に変わることと試合時間が長くなること…こんな感じですかね。
あの頃の環境とは大きくかわっています。まずはそのことを親が認識する必要がありますよね。
それと、親が望んでいることと子供自身の考えはちがうんだってこともしっかりと認識しておく必要があります。
情報収集はお早めに
十人十色、各家庭でそれぞれ事情は違うので、これが正解!というものは存在しません。ですので僕のケースも1つの事例にすぎません。
ただ、6年生って今のジュニアチームを卒団後、中学生になったら「何を基準に」「どんなチームを選ぶのか?」ってことで、すっごく迷う時期ですよね。
僕も自分自身が6年生だった頃、また子供が6年生だった頃を思い出すと、子供は子供なりに、親は親なりに必死になって考えてたことを思い出します。
その頃強く思っていたことの1つに、「いろんな情報がほしい」というものがありました。
そして親になり、いざ子供と家族のために情報収集しようとしてもなかなか網羅して情報を得ることができませんでした。
息子が卒団後に本格的に情報収集に頭を切り替えましたが、元々の自分の情報収集力のなさに加え、「情報はたくさんあるけれど、どれも似たりよったりで自分が探している生の情報がなかなか見つからない現状」がありました。
みなさんも、あなたのご家庭にダイレクトに響いてくる情報ってなかなか見つかりそうで見つからないんじゃないでしょうか。
本記事を書いているのは令和元年5月31日です。
卒団後のサッカー進路を考えるにはまだちょっと早いのかもしれません。
ですが先述のような僕の失敗談より、情報を出すのは早いに越したことはないと思いました。
では、6年生から中学サッカー選択に向けて僕が「”何を”基準に”どんな”チームを選択したのか」「そのチームを選択したあと、どんな中学サッカーを歩んだのか?」についてざっくりとお話していきます。
6年生から中学生へ【波乱のチーム選択と中学サッカー】
僕は日本サッカーがプロ化するなんて夢にも思っていなかった時代に、「個人でプロになるねん絶対にっ!」って5〜6才の頃になんの疑いもなく本気で思ってました。
人間の”思い込み”って無限の力がありますよね、ほんとに。
(ちなみに当時は、学校の部活がほぼ全てといっても過言じゃない時代です)
ここからのお話はすべて自分で決断しました。
両親は「おまえが思うようにやりなさい」の一言だけで見守り続けてくれました。
もちろん、僕の見えないところでたくさん後押ししてくれたんだろうと思います。
小学6年生【少年はワイロになびくのか?】
僕は小学6年生の頃、複数の中学校から誘われました。中には自宅にまで僕の大好きな「ベビースターラーメン(当時1袋20円)」を箱で持ってきてくれ、熱心に誘ってくれる監督さん(サッカー部顧問)もいました (笑)…こんなことしたらアカンやんね。ワイロですやんこれ(笑)
でも当時はこんな感じで、危うくベビースターラーメンになびくところでした。
最終的に、強くはないけど地元中学の監督(顧問)が一番僕のサッカーを上手くしてくれる!って思ったので、サッカーのために下宿したりすることもなく地元の中学に入学しました。
この監督の元でサッカーやりたい!と思った決め手4つ
①監督が優しい(今振り返ると、これが一番大きかったですね)
②個人のスキルアップに力を入れているチーム
③ここで終わりじゃなくプロ選手になりたいので、全国大会などで燃え尽きるよりも選抜に行ってレベルアップすることを優先したい(させてくれる約束をかわす)
④もともと強いチームに入るより、自分たちの力で下克上の如くチームを強くしたい考えを持っていた
これらが僕がチーム(中学)選択をした大まかな理由です。
チーム優先で選抜選考会に参加させてもらえないチームもたくさんありました。誘いを断ったチームのいくつかはこれにあたります。今もこの傾向のあるチームは存在しますね。
中学1年生【驚きの新入部員事情】
念願の中学校サッカー部へ入部!
新入部員6名⇨半年で1人退部⇨1年生大会出場できず・・・(撃沈)
当時の人気は野球部or軽音楽orヤンキーでしたからね…(涙)
時代はビーバップハイスクールでした←ここ重要(笑)
取り組んだこと
休み時間など空いてる時間には、下手なビラを作って配るという勧誘なんかもしまくりました(笑)
あと、「サッカー部はピンチなんです!!」ってことを知ってもらいたくて生徒会にも立候補しました。政治力です(笑)
結果的にはこういった活動もサッカーや成長に結びついていくんですよね
中学2年生〜引退まで【下克上始まる!!】
校内でメンバー集め&生徒会効果もあったのか、新1年生+2年生(僕たち)で14人になりました!\(^o^)/
そしてここから自分たちがメインの世代になり、下克上が始まります!!
市内で下から3番目だったチームが市内2位へ⇨そして一気に大阪府で強豪と呼ばれるチームまで成長する
全国中学校選手権大会予選「地区大会優勝〜大阪府大会2位〜関西大会4位で全国大会を逃す(悔しい!)」
そこから引退をかけた最後の大会「大阪府知事杯」を3位で終えて引退です
ここぞと集中した時期の子供の可能性は計り知れないことが伝わればうれしいです!
ところで選抜はどうなったの?【選抜選出と大人の事情】
まず僕は入学時より3年生トップチームの10番を背負わせてもらえました
選抜では、1年生からU-15(3年生年代)の大阪府選抜に選ばれました
2~3年生の頃は関西選抜〜西日本選抜に選ばれました
しかし海外遠征や大きな選抜大会になると、某強豪チームのお偉い監督が突然にゅっと現れ、「〇〇の選抜大会はうちから◯名出すから」って感じでいきなりガラッと選抜メンバーが変わることもありました。
後になって知ったのは、「大阪選抜のメンバーとして◯大会に出れば高校への特待・推薦がもらえる」→「某監督チームの名が売れる」。そんな構図がありました。(フザケンナヨマジデ)
そして悲しいことにこの風習は、今でも残っているところもあります。
息子のセレクションや、卒団後のセレクションを見に行って感じました。
あとセレクションでは、選考者が将来性ある子供の良さを見抜けていないということもあります。
もしあなたのお子さんがセレクションに受からず落ち込んでる時、親のみなさんまで一緒に落ち込む姿を見せないようにしてくださいね。
上記のように、落ち込む必要のない理由で受からないということもありますので。

成長期の怪我について【僕の失敗談】
・中学1年生の夏ごろから「足関節の剥離骨折」を繰り返すも完治させずに痛み止めでごまかし続けてました・・・(だってサッカーやりたかってんもん!←子供の気持ちあるある)
・後々(高校3年生になって)手術するも足元の細かなプレーに支障をきたすことになりました。
僕のように怪我をほったらかしにしてでもサッカーやりたくてやってしまってたことと、いわゆる”そんな時代だった”ことが重なりました。
だけど、成長期の怪我は絶対にほったらかしにしてはいけません!
現在看護師の僕が断言します!!
僕のようになりたくなければ怪我とはきちんと付き合ってください。心からのお願いですm(_ _)m
とはいえ、本人はボールを蹴りたがると思いますので、ここはやっぱり親御さん、コーチ、医師や看護師含め、周りがしっかりサポートする必要があります。

まとめ:サッカー少年に向けた親御さんの「応援」と「見守り」
いかがだったでしょうか?
今回は「サッカー少年と親御さんへ。6年生から中学へのサッカー選択の基準」について、僕の経験をまじえてお話しました。
あなたのお子さんが強いチームでやりたいのか?そうではない進路を考えているのか?で迷っているご家庭や、
セレクションなどで少年サッカーに関わる親御さんの参考になっていれば幸いです。
次に、チーム選択やセレクションについてなど、卒団後の進路で悩む子供に対して親が心がけることをもう少し具体的に書いてこうと思いましたが、ちょっと記事が長くなったので続きはまた別記事にしようと思います。
細かな親の心がけやセレクションを見て感じることなどを書いていこうと思っていますので、また一緒に共感できればうれしいです\(^o^)/
最後まで読んでいただきありがとうございました。
親は子どもの一番の応援団!
そして一番の見守り屋さん!

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