こんにちは。家族リフティングです。
元JSL選手から少年サッカーコーチの経験と、自分自身が少年サッカーの子供をもつ親として試行錯誤した経験をふまえたお話をしていきますね。
今回は、少年サッカーのコーチはもっともっと迷って悩みましょう!ってお話です。
なぜ、もっと悩むことをすすめるのか?
その結論はもちろん、コーチでもない保護者でもない、主役の子どもたちがそこにいるからですよね!
少年サッカーコーチの悩みといっても、悩みの数なんて数えきれないくらいあります。
本記事では、自分の経験を通じて「子どもの数だけ悩みの数があるよね」ってことに気づいて共有していただければなぁと思っています!
「そんなことわかってる!」「おまえに言われなくても充分悩んでるわ!」って声が四方八方から飛んできそうですが、気づいてないフリして進めていきますね(笑)
その悩みの主語は子どもたちですか?
僕がコーチをしていたチームのひとつで、“各コーチによる目的の違い”経験をしました。
【 目的の違いと代表の思い 】
・Aコーチ(2年生担当):ドリブル至上主義
・Bコーチ(5年生担当):戦術的ピリオダイゼーション主義
・チーム代表:「最近のコーチ陣はみんないいヤツで一生懸命なんやけど、コーチすることに一生懸命すぎる節があるねんな〜」
・僕(3,4年生担当):「・・・」
とまぁ、ざっくりこんな状況でした。
(とくに街クラブなら、似たようなことあるんじゃないでしょうか)
なので月一回の全コーチ会議の時に、「みんな、自分の担当を強くすることに執着して悩んでるけど、大切なこと抜け落ちてへん?」
…..って投げかけました。
投げかけの真意
各コーチ(僕も含む)に考え悩んでほしかったので、この時は投げかけの真意は伝えず持ち帰ってもらいました。
投げかけの真意(順不同)
- 本気の本気で子どもたちと向き合ってる?
- 子どもたち1人ひとりが楽しんでるいるか?
- ドリブル(個人スキル)の向上だけが目的になっていないか?
- 勝利至上主義?
- 仲間や道具を大切に扱う気持ちは?
- シュート練習で枠外に飛んだボールのい玉拾い…取りに行く子と行かない子がいるのをちゃんと見てる?
- 上手い子の天下になってない?
- なかなかリフティングが上達しないけど、コツコツコツコツ頑張ってる子をちゃんと見てる?
- などなど・・・・・
投げかけた結果、後日コーチ陣だけで集まってほぼ上記のようなことで建設的な語り合いができました。
主役は子どもたち1人ひとり!
あたりまえのこと言ってますが、
「わかっている」と
「悩んで導き出して実践・・・そしてまた悩む・・・」では
子どもたちの成長は雲泥の差です。
あなたのチームの子どもたちも、いろ〜〜んな気持ちでグラウンドに来てるんじゃないでしょうか。
例えば・・・
- とにかくサッカーが上手くなりたい
- ただただ、サッカーが好きだから
- 友だちがやってるから
- 楽しいから
- なんとなく
- 親に強制されてるから
- などなど…..
子どもの数だけグラウンドに来る理由がありますよね。
そんな子どもたち1人ひとりのために、少年サッカーコーチとして何をしますか?してますか?
トップダウン?
ボトムアップ?
上手くなりたい子どもと勝利至上主義をあわせて、勝つことだけに執着する?
僕が考えるコーチの需要なミッションのひとつは、「いかに子どもたちを底上げすることができるか」だと思っています。
なんとなくグラウンドにくる子に、『仲間とサッカーと”コーチの人間性”を通じて、いかに楽しく自主性を育みながら向上できるか』が少年サッカーコーチのミッションではないかと思うんです。
まとめ:少年サッカーコーチは、もっと”子どもたちのこと”で悩もう!
少年サッカーコーチとして、”子どもたち1人ひとりのために、ほんとうに大切なことはなにか?”
少年サッカーコーチのみなさんには、ここを考え悩み続ける必要性に気づいて実践してほしいなと思っています。
『主役はいつも、子どもたち1人ひとり!』
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