この記事では、あなたのお子さんの合宿や遠征での目的、親としての心得についてを、僕自身や我が家の経験をまじえてお話します!
遠くで宿泊する合宿となると、ぶっちゃけ親としては楽しみより「不安」や「心配」のほうが大きいんじゃないでしょうか?
僕たち夫婦も「過保護やん!」って思われても仕方ないくらいには、我が子への不安や心配が強かったです(冷汗)
でも合宿や遠征では、親の不安や心配はグッとこらえる必要があります。
なぜなら合宿は、あなたのお子さんの成長が強く期待できるイベントだからです!
この記事に書きました「合宿の目的」や「親の心得」を自分事として考え実践することで、あなたのお子さんが合宿という機会を経て大きく成長できるはずです!
では、「合宿の目的」や「親の心得」について、これから詳しくお伝えしていきますね。
どうぞ、最後まで読んでみてください。

目次
合宿最大の目的は『親元から離れて過ごすこと』
小学生年代での合宿では、『試合に勝つことだけ』が目的ではありません。
これは保護者であるあなたもなんとなくわかっていることだと思います。
試合に勝つことは合宿の(日ごろからの)目標の1つではありますが、目的ではありません。
子供たちの合宿での最大の目的は『親元からはなれて過ごすこと』です。
環境を変えることで、普段と違う刺激が加わったり意欲が向上したりします。
親元から離れた環境でチームという集団で生活を送りながらサッカーに没頭することで、あなたのお子さんは成長します。
このように、お子さんにとって合宿はとても貴重な経験になりますので、保護者は試合を観に行かないほうがいいです。っていうより観にいかないでください。
せっかくのあなたのお子さんの成長の機会が半減してしまいますからね。
あなたのお子さんがどういった過ごし方をしてるのか?試合や練習ではどんな感じなのか?・・・
僕も親の立場だったので、お気持ちよーーーーくわかります!
しかしここは、あなたのお子さんの成長のためにも親が我慢するところです。
親は子どもの一番の応援団!そして一番の見守り屋さん!
合宿で見えてくること

合宿ではグループ分けで行動することが多いです。
洗濯物を干すスペースが狭かったりすると、子供たちは「どうすればグループみんなが干せるのか?」を考えます。
ハンガーが足りなさそうなら、多めに持ってきてた子が貸してくれたりします。子供たちはこういった時に感謝や友情が芽生えることがあるんです。
ですので用意周到な子とそうでない子がいますが、僕はそれでもいいと考えています。
ハンガーを借りた子は、「次からはハンガー3本くらい多く持っていこう」って”気づく”ことで、その子にとっての学びや成長につながります。
学びや成長に優劣はありません。あくまで”その子にとってどうなのか”が大切です。
こういった”気づき”は普段は気づくことが難しいです。
合宿という環境だからこそチームメンバーの日常習慣が知れ、グラウンドでは見せない長所やおっちょこちょいなところが見れます。
普段チームでは少しお山の大将っぽい子でも、合宿では周りに頼りながらチームメイトの有り難さに気づいたりすることもあります。
そうやって自分たちで工夫しながら過ごせたなら、合宿後は大きく成長したチームやお子さんの姿が見れることでしょう!
合宿前後に親がやってはいけないこと3つ!【親としての経験より】
ここからは、合宿に対する「親の心得」を偉そうに話していきますね(笑)。
偉そうなんですが、僕が少年サッカーの親として、またコーチとして経験した現実でもあります。
あなたが親として少しでも「あっ・・」って思うことがあれば、そこを今後に役立ててもらえたらいいかなあって思います\(^o^)/
合宿前
1.何日(何週間)も前から、「もうすぐ合宿ね!」が口ぐせになる
→「ママ、へんなプレッシャーかけんといて〜」
2.取り調べのごとく細かく聞いてくる「旅館の朝食は和食なん?洋食なん?ビュッフェっぽいやつ?」
→「ママ、ウザいよ・・」
合宿後
3.「お茶碗片づけて、偉いね〜。かしこいね〜(ヨシヨシ)」
→「ママ、必要以上に過保護やめて〜」
合宿前の保護者の心配事5選!【コーチ時代の経験より】
僕が少年サッカーコーチの時代も、毎年夏と冬に合宿を行なっていました。
合宿に対して不安や心配を伝えてくるのは、子供たちではなくむしろ保護者のほうが多かったです。
親の心配事5選!
1.「着替えなど持ち物はどれくらいあればいですか?シューズは1足でOKですか?」
2.「雨が降った場合でも試合はやるんですか?」
3.「合宿する所にの洗濯用の物品は備えられているんですか?」
4.「ハンガー持たせたほうがよろしいでしょうか?」
5.「こっそり観に行ってもいいですか?」
はじめの項でお伝えしたとおり、5は絶対ダメですよ!
1〜4ですが・・・ぶっちゃけどうでもいいことです(笑)
「どうでもいい」というのは、親であるあなたが気にしすぎることではないという意味です。
必要なことは事前にコーチやチームから伝えます。そのうえで、まずはお子さん自身にシチュエーションを想像させて荷物準備をさせてあげてください。
この時からすでに合宿に伴う成長の機会ははじまっているんです。
低学年の合宿なら、あなたがヒントなど出しながら「お子さん主体で」持ち物を準備してください。
持ち物はお子さん自身で準備しよう!(あたりまえ)
合宿の荷物をお母さん主体で準備する・・・
出発前にお母さんから、
「エナメルバックの一番奥にシューズ入れてるからね」
「着替えのパンツはココ!」
「2日目のソックスはここで、タオルはココね!」
お子さん「オッケー!わかったよ〜」
合宿地に到着
お子さん「あれ、シューズどこに入ってたっけ?・・・」
(着替えのパンツの話、2日目の話も同様です・・・)
これ、ほんとによくあるケースなんです。
僕はこういった場面では、あえて声をかけたりせず遠目に見ています。
ここで何かしらの声をかけるとその子のためになりませんしね。
焦ったり、ちょっぴり恥ずかしかったり、チームに迷惑をかけてしまったりすることが、今後の成長につながります。
実際に必要な持ち物や、荷物準備に関する親の心得などは【必見!】少年サッカー遠征での持ち物と荷物準備での親の心得!の記事をご参照ください。
そんな経験をして帰ってきたお子さんはたぶん、出来事をそのまま言うことは少ないかも知れません。
そういう場合は、帰宅後のお子さんの言葉や表情などから汲み取ってあげてくださいね。
あまり問いただしたり、細かく聞きすぎるのもよくないですよね。
お子さんから積極的に楽しかったことを話すようになるのを待ってあげてくださいね。
まとめ:合宿は超成長の場です
いかがだったでしょうか?
今回は『【少年サッカー!】合宿の目的と親の心得』というテーマでお伝えしました。
合宿についてはもちろん、あなたがチームで相談しにくいことなどあればいつでも「コメント」や「お問い合わせ」でいつでもご連絡くださいね
一緒にお話したり考えたりできればうれしいです。
本記事が、あなたとお子さんの一助になれば幸いですヽ(´▽`)/

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