さっそくですが、こんなことで悩んでいませんか〜?
・「いまいち子供のサッカーのルールがわかってないんよね〜」
・「これから息子がサッカー始めるんで、子供も母親の私もざっくりでいいからルールを把握しておきたい」
・「孫、甥っ子、姪っ子のサッカー観に行ったんだけど、野球人のワシにはサッカーのルールがわからんわ〜」
本記事では、このような少年サッカーのルールについてお悩みのあなたに、細かいことは棚に上げて少年サッカーのルールをざっくり簡単にご説明いします。
この記事を最後まで読んでいただくと、あなたのお子さんにとって少年サッカーのルールから学べる「5つのホントに大切なこと」を知ることができます!
申し遅れました。サッカーに関する僕の経験をサクッとお伝えしますね。
僕は元JSLサッカー選手(一応サッカーでごはんを食べさせてもらってました)、少年サッカーコーチ、少年サッカーでボールを追いかけていた息子の親でもあります。
ただのサッカーばかですが(笑)、よろしくお願いいたしますm(_ _)m
この記事は、あなたのお子さんやお孫さん、甥っ子姪っ子の試合を応援に行ったときに「あ!あの記事で読んだことだ!」って気づくことであなたも『楽しく』応援できることを願って書きました。
どうぞ最後までのんびりした気持ちで読んでみてくださいね。
目次
サッカーは世界で最も愛されているスポーツ!
サッカーは世界で最も愛されているスポーツです!
サッカーはボール1個あれば、老若男女、いつでもどこでも、肌の色がちがっても、お金持ちも貧しい子も、のっぽでもチビ(僕)でも、だれでもできるシンプルなスポーツです。
オリンピックスポーツの中には、道具代などそのスポーツをはじめるにはある程度の出費が必要なものもあります。
でもサッカーはそんなことはありません。
母親が作ってくれた手作りのボール(石ころがボールがわりにもなる)さえあれば、裸足でもサッカーができます。それが僕がブラジルの〇〇という地域で見た子供たちのストリートサッカーです。
世界ではオリンピックよりも、『サッカーワールドカップ』こそが世界最大の祭典だってことがよーくわかりました。
【リスペクト】日本サッカー界が超大切にしている精神
少年サッカーのルールをお話するまえに、あなたに知っておいてもらわなければならないことがあります。それは・・・
リスペクトの精神です!
フェアプレーの原点であるリスペクトの精神とは
「相手に思いやりをもつこと」
「相手を大切に思うこと」
「審判の判定を尊重すること」
『ルールを守ること』
・・・・・etc.
日本のサッカー界が最も大切にする精神です。お子さんやお孫さん、甥っ子姪っ子のサッカーを応援するときの大切な大切な少年サッカーのルールです。

少年サッカーのルールの特徴
(自分で作ったイメージ図ですので実際の比率とは異なります)
☆少年サッカーのルールの特徴を一覧表にしましたのでご覧ください。
(たぶん、文章でつらつら説明するより理解しやすいと思いますよ)
人数 | 8人対8人(後で詳しく説明) |
試合成立の人数 | 両チームが同数となる6人以上 |
ピッチ | 安全なところ(天然芝、人工芝、土など) |
ピッチの大きさ | 50m×68m(推奨) |
ゴール | 2.15m×5m |
ゴールエリアの大きさ | ゴールポストの内側から4m |
ペナルティーエリアの大きさ | ゴールポストの内側から12m |
交代ゾーン | ハーフウェーラインをはさんで6m |
交代要員 | 試合に出ていない競技者(GK以外は自由交代) |
ボール | 4号球 |
用具 | ユニフォーム(競技規定で定めれば、ビブスも可) |
審判 | 主審・副審2人・第4審判(任意)か、主審・補助審判(必須) |
試合時間 | 15〜20分ハーフか、12分ピリオド×3回 |
3ピリオド制の場合 | 1と2ピリオドは総入れ替え。3ピリオド目はメンバー自由 |
ハーフタイム | 10分間以内 |
キックオフ | 直接得点はダメ |
退場後の措置 | 退場者以外のメンバーを補充できる |
グリーンカード | 指美しい心を伝えた子供に示すカード(後で詳しく説明) |
延長戦 | 5分ハーフ以内 |
PK方式 | 3人ずつ。それ以降サドンデス |
続いて8人制サッカーのお話に入りますよ〜!
8人制サッカーの導入
この記事読んでくれているあなた(僕も含む)の子供時代とは大きく変化していますよね。
8人制サッカー
”全員”が試合に出場し、練習で培った技術や戦術をぶつける。試合で見つかった課題をまた毎日の練習の中で磨き続けることができます。
日ごろ一緒にボールを蹴っている仲間1人ひとりのボールタッチの機会が増えるとともに、運動量も必然的に増えます。また、たくさんの局面で試合に絡むことで考える力がつきます。
ピッチサイズも大人の半分くらいで選手交代も自由に何回でもできるので、JFAは、子供たち主体のこんなに素晴らしい競技規則や考え方を示してくれているんですよヽ(´▽`)/
ダメダメ指導者もいる
しかし・・・・・
いまだに育成年代では(でも)下に書いたようなダメダメ指導者がいることも知っておいてください。(もしかすると、あなたのお子さんのチーム選びに役立つかもしれません)
JFAが子供たち主体のこんなに素晴らしい競技規則や考え方を示しているにも関わらず、いわゆる指導者の「勝利至上主義」が散見されます。
なぜルールでキックオフの直接得点が認められていないのか?・・・
それは、身体的な成長が早熟な子供(身長、身体能力など)1人に任せてしまえば試合に勝利する確率はグンと上がります。
でもそれをやっちゃうと、「フェアプレー精神」や「1人ひとりのボールタッチの機会が増える」など、JFAが推奨する「リスペクト精神」など、子供の最も大切な成長・発達の機会を奪うことになります。
だから「そういうことはナシだよ」ってわかりやすくキックオフルールで伝えてくれているんです。
僕は「こういった指導者ってどこにでもいるから・・・」で、済ましたくないんですよね。(急に熱く語りだす)
だって、あなたのお子さんやチームメイトのお子さん1人ひとりの育成(看護師的に言えば心身の成長・発達)の責任をサッカー指導者として担ってるわけですから・・・
8人制サッカーの様々なフォーメーションの種類や特徴については、8人制サッカーのフォーメーションの種類を犬の特徴で解説してみた!でおもしろおかしく解説しているんだワン!

グリーンカードってなんだ?
お答えするんだワン!←しつこい(笑)
大人のサッカーでは存在しない「グリーンカード」。育成年代の子供たちのために作られたとってもすばらしい制度と考え方です。
(勝利至上主義の指導者にもこの考え方が伝わればいいのになぁ〜)
グリーンカードの考え方と示し方
子供たちは「全力を尽くすこと」「フェアプレー」「仲間を大切に思うこと」「助け合い」「サッカーを楽しむ環境を与えてくれる人たちへの感謝」・・・たくさんのことをサッカーから自然に学びます。
グリーンカードが示される場面
ピッチ内外にかかわらず、リスペクト精神溢れる行動をした子供に対して『賞賛』や『感謝』の気持ちを込めて示されるカード、それが【グリーンカード】です。
具体的には上に書いたような
- 「全力を尽くす行動」
- 「フェアに戦っている姿」
- 「お互い助け合う」
- 「仲間を大切にした行動」
- 「一生懸命に楽しい環境を作ろうとしている」
- ・・・・・etc.
審判や指導者ができる限り客観的にみて、「これはグリーンカードに値する」と感じたときに「グリーンカード」を示します。
グリーンカードを示すときの注意点
- 「試合の流れを止めないこと」
- 「ポジティブな行動の意図を見極めること」
- 「躊躇(遠慮)せずに示すこと」
- 「本人にわかるように示すこと」
- 「声やジェスチャーのみをほめたたえてあげるのもよい」
まとめ
いかがだったでしょうか?
本記事では『少年サッカーのルールから学ぶ育成年代でホントに大切なこと5つ!』についてのお話でした。
- リスペクト精神
- フェアプレー
- 全力を尽くすこと
- 仲間を大切にすること
- 助け合うこと
この5つです!
細かいルールはたくさんあるけれど、この5つの精神がなければ、あるいは5つの精神が育つ環境になければ、その他のルールなんて意味はありません。
あなたのお子さんやお孫さん、甥っ子や姪っ子のサッカーの応援に行くときは、『ホントに大切なこと5つ』ができてるかどうか見守ってあげてくださいね!
素敵な少年サッカーライフを過ごしてくださいね。


[…] その詳しい理由や、少年サッカーのルールに関する記事は少年サッカーのルールから学ぶ育成年代でホントに大切なこと5つ!にわかりやすく書いていますのでご参照ください。 […]