看護・育成・発育

ボトムアップ理論を少年サッカーの指導に取り入れよう!

ボトムアップ
家族リフティング
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こんにちは〜。

家族リフティングでーす!ヽ(´▽`)/

 

【この記事を読んでほしい人】

・ボトムアップ理論を知りたいあなた

・ボトムアップ理論を取りれてみたいと考えている少年サッカーコーチ

・子供たちの自主性を重んじたいが、具体的にどうすれば・・・

・ボトムアップ理論に興味はあるけど、小学生には難しいんじゃないかと考えている少年サッカーコーチはじめ、小学生の指導者・教師・保護者

この記事では、「ボトムアップ理論」について考えたり悩んだりしているあなたに向けて書いています。

 

サクッと自己紹介

この記事を書いている僕は、

元JSLサッカー選手(一応、サッカーでご飯食べさせてもらってました)

少年サッカーコーチ

少年サッカーで走り回っていた息子の親として試行錯誤したドタバタおやじ

現在の仕事は、小児看護師経験を含む15年をこえる看護師(ナースマン)です。

(ややこしい…笑)。

 

僕が少年サッカーコーチをはじめた頃は、「ちゃんと走れよ!」「アレはこれやろ!」「やる気あるのか?」「左に出せ、左に!」・・・対戦相手のコーチにはこんな人がいっぱいいました。

あれから15年以上たった今でも少年サッカーの試合を観にいくと、「あの頃」と変わらない光景を目にすることがあります。

子供たちは試合中でもコーチの方をチラチラ気にしながらプレーしている、そんなチームがまだまだあるんだなぁと痛感します。

一方、ベンチからの指示はあまりなく、声をかけるときは「今、自分で勝負してシュートまでもっていけたドリブルよかったよ〜」という感じで『笑顔で子供が選択したプレーを褒める』スタイルのチームも「あの頃」より多くなったと感じています\(^o^)/

たぶん同じように感じながら「指導方針」に悩んでいるコーチも多いんじゃないでしょうか。

 

この記事では、日本サッカーの根幹を担う少年サッカーコーチや子供に関わるあなたに向けて、「ボトムアップ理論」のイメージをつかむことであなたの指導方針の一助になれれば、との思いで書きました!

ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。

 

ボトムアップ理論を創った監督

ボトムアップ理論を創ったのは畑喜美夫監督です。

現在は広島県立安芸南高等学校教諭であり、一般社団法人ボトムアップパーソンズ協会代表理事のスーパーマンです!

テレビ『世界一受けたい授業』『ZERO』などに出演・賞賛されたことから、ご存知の方もたくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。

また超多忙の中、下のようなテーマで学会発表をされたり、DVDや書籍出版(あとで紹介します)などからも理論発展に向けてご活躍されています。

「ボトムアップ理論による運動部指導」

(要旨)私が発信しているボトムアップ理論(下意上達)とは、自ら考えて動き出すサポートに重点を置き、主体的な学び(アクティブラーニング)、常に考え工夫して物事をやり遂げ全体をまとめていくことを大切に、「個・組織」創りをしている。運動部活動でただ単にスポーツをやっているだけではチームワーク、リーダーシップ、社会性、人間力は身につかない。スポーツと日常の双方を繋げて両方同時に成長させていくことが大切である。そこに「つなげる力」があり、指導者がその視点を持ち言葉で説明できなければいけない。

そのために、私の組織創りの「ミッション」は人間力の向上(生きる力)、「ビジョン」は素敵なチーム創り・グッドゲームの追求。大きな三本柱として【選手育成の3本柱(凡事徹底で挨拶・返事・後片付け)】・【組織構築の3本柱(量より質・信頼と絆・自主自立の精神)】・全員リーダー制を掲げ、人間性、基本的な生活習慣の土台の上にすべてが成り立っている、そして技術を操るのは人間性であるという大前提に立ち返ること(技術は人なり)を大切にしている。

 

次は、ボトムアップ理論をいち早く取り入れた幼なじみと僕の話をお伝えしますね。楽しんでくださいヽ(´▽`)/

ボトムアップ理論を実践する幼なじみと僕

ボトムアップ理論をいち早く取り入れた高校サッカー部があります(以下、A高校とします)。

A高校サッカー部の監督と僕は、幼なじみで学生時代はライバルの仲にありました。

僕にとっては必然的に、A高校がどういったサッカーをするのか興味がわきました。そこで彼に連絡して、当時『プリンスリーグ』にいたA高校の試合を観に行ったんです。

対戦相手はとても厳しい指導で知られる強豪チームでした。両チーム白熱した攻防の末、A高校は2-3で敗戦しました。

 

この時点ではまだ、彼がボトムアップ理論を取り入れているなんてぜ〜んぜん知りません(笑)

 

ただ、この試合でとても気になったこと…というより、明らかに両チームが対照的すぎて印象に残らざるをえなかったことが2つあったんですよね。

  1. 常にゲキを飛ばしながら指示し続けている対戦相手と、ほぼ真逆のA高校スタイル
  2. 試合後、監督に怒鳴られたあとに罰走している対戦相手と、ゴムプールに水を張りワイワイはしゃぎながらクールダウンしているA高校

こんな光景があったんです。そりゃあ誰でも印象に残りますよね〜。

両校の指導法に優劣をつける意図はないこと、ボトムアップとトップダウンの違いがわかりやすいとの判断から書いています。

 

幼なじみとの再会とボトムアップ指導

ゴムプールでワイワイはしゃいでいる彼らの側で、僕は監督(幼なじみ)と会話していました。

家族リフティング(僕)
家族リフティング(僕)
いま、俺としゃべっててもいいの?
A校監督(彼)
A校監督(彼)
ええよ、ええよ。もう選手間でミーティング終わったし(ニッコリ)
僕
選手間・・・。選手たち負けたのに元気やな〜。
彼
自分たちでやろうとしてたことが出し切れての負けやからな。明日からどうしていくかミーティングで話しあって自分らで方向性も出しあえたから(ニッコリ)
僕
ふ〜ん。。。ってことは試合中もある程度選手たちにまかせてる?だからアレコレあんまり指示出してなかったん?
彼
そうそう。ある程度っていうか、スタメン含めてほとんどすべて選手たちが考えてるねん。(ニッコリ)
僕
はっ!?

じゃあ、おまえは何してんの?

彼
選手たちで考えるような環境作ったり、ちょこっと軌道修正したりやで。

あんな、うちはボトムアップ理論を取り入れてんねん。

僕
ボトムアップ理論・・・?

この会話のあと彼のチームのロッカーに連れて行かれた僕は、”ビシッ!”と整頓されたバッグや靴を目の当たりにしたんです。

彼
うちは地元の子の集まりやねん。県外から特待生とか取ってないから、こういったところから子供たちの自信につなげるように工夫してんねん(ニッコリ)

のちにA高校は『全国高校サッカー選手権大会』に出場するまでのチームに成長しました。

これが僕の「ボトムアップ理論」との出会いです。

それから貪るように、この理論を勉強しました。

ここからはざっくりと、ボトムアップの特徴を示していきますね。

ボトムアップとトップダウンの違い

ざっくりと、【トップダウン】と【ボトムアップ】の指導のちがいを表にしました。

【トップダウン】の指導【ボトムアップ 】の指導
・コーチが練習メニューを決める・選手が練習メニューを考える
・コーチが試合のメンバーを決める・選手が試合のメンバーを考える
・コーチの役割は、選手に指示命令を出すこと・コーチの役割は、選手に気づきを与える「ファシリテーター」役

いかがでしょうか。

こうやって分けてみると、違いがわかりやすいですよね。

ボトムアップの指導法が「自主性」や「主体性」を育むこと、また個人だけではなくてチームで考えることを大切にしていることがわかりますよね。

 

ここまで読んだあなたはもしかすると、「ボトムアップって難しそう」と感じているかもしれませんね…大丈夫です!

次は、ボトムアップ指導の具体例とその目的を示すことで「自分にもできるかも」ということを知っていただくためのお話です。

ボトムアップ理論の先にある効果

ボトムアップ理論の先にある効果としての一例を示しますね。

ボトムアップの指導の具体的な行動として、子供たちが率先して行う荷物の整理整頓があげられます。

・・・・・・・・・・

でもね、ホントのホントの目的は「整理整頓」ではありません!

整理整頓は、ピッチに立った時に平常心で判断・勝負をするための【準備】なんですよね。

僕はここに、ボトムアップ考え方が凝縮されていると考えます。

整理整頓は子供のしつけにおいて、もちろん大切なことです。

でも整理整頓を目的にしちゃうと誰でもめんどくさくなったりすると思うんですよね。

ボトムアップ理論では、【心(気持ち)を整えるための準備】として整理整頓があるんだよってことを伝えているんです。

 

ボトムアップは技術や方法を教えることではなく、【子供の心(気持ち)にフォーカスして人としての成長を促すこと(育成)】にあるんです。

 

子供たち自身で考えて実行・習慣にすることは、子供たちの年齢や1人ひとりの成長・発達過程においてもちがってきます。

試行錯誤は必要だけど、あなたの軸(ボトムアップ)さえしっかりしていれば、「どのタイミング」で「どのような声かけ」をするのかなどが見えてくるはずです。

家族リフティング
家族リフティング
ボトムアップ理論は、誰にでも、どんな年齢層にでも、どのような環境(家庭や職場など)でも、取り入れられる理論なんですよ!

 

まとめ:ボランティア(お父さん)コーチこそボトムアップ理論を取り入れよう!

いかがだったでしょうか?

この記事では『ボトムアップ理論を少年サッカーの指導に取り入れよう!』というテーマでお伝えしました。

ボランティア少年サッカーコーチの悩みを解決〜楽しさ請負人〜の記事で書きました「遊び」をとおしてサッカーの楽しさを伝えることの大切さや今回の『ボトムアップ理論』。

経験のあるコーチよりもボランティアコーチやお父さんコーチのほうが、先入観が少なく子育ての経験に通ずるところもあるため、取り入れやすいんじゃないかと僕は思っています。

ボランティアコーチやお父さんコーチのすそ野が広がることで、存続が大変な少年サッカーチームが続けられますように!!

前向き
お父さんコーチへ伝えたいこと。「少年サッカーは遊びです!」 (※この記事では「お父さんコーチ」にしぼって書いていますが、もちろんサッカーやスポーツ未経験の学生ボランティアコーチの方へも通ず...

 

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