Aコーチ:「守備の練習について考えてるんだけど、サッカー経験のないお父さんコーチなので実際どんな練習が子供たちの役に立つのかがわからないなぁ〜」
Bコーチ:「選手時代は攻撃的なMFやFWしか経験がなくて、正直守備はサボる選手だったので、子供たちに守備の指導がちゃんとできるか不安だなぁ〜」
少年サッカーを愛するコーチのみなさんこんにちは!
家族リフティングです\(^o^)/
小学低学年(プレ・ゴールデンエイジ)の子供をコーチしてるみなさん、守備練習についてAやBのような不安を感じたことはありませんか?
ちなみに、Bは僕の経験談です…(笑)
今回は、そんな不安を抱えているコーチのみなさんへ、『子供たちが最初に身につけるべき守備の3原則、具体的な練習法と子供たちに気づきを与えるためコーチングの1例』をお伝えします!
最近では、守備の3原則に触れずに守備戦術論から入る少年サッカー本やネット情報が散見されます。
これは、勝利至上や真新しさにはしり、主役の子供たちの育成が忘れられてるに他なりません。
微力ですが本記事が、少年サッカーコーチの守備指導や心構えの一助となり、子供たちの育成・上達に繋がることを心より願っていますm(_ _)m
では、最後まで読んでみてくださいね!
守備に関するコーチの心得
攻撃に関してはあまり「型」を作らないほうがたくさんのアイデアが生まれゴールにも子供の将来にもつながります。
一方、守備に関しては3つの原則「型」を身につけることが、子供の将来へつながります。
コーチのみなさん、目の前の試合に勝つために、守備の3原則より先に組織的な守備を教えるようなことがないようにしてくださいね。
守備スキルの入り口は必ず、1選手としての守備の3原則を身につけることです。
現在も将来のサッカー選手としてもこのことがとても重要になります。
なぜなら、組織的なサッカーが主流の現代サッカーにおいても、基本は対峙する相手との1対1であり、守備戦術を遂行出来るのも1選手としての守備の3原則が身についているからこそです。
スピードやパワーが上がれば上がるほど、この3原則が1選手として重要になります。
低学年コーチや親のみなさんには、焦らずじっくりと大切な守備の3原則に取り組んでほしいなと思います。
『守備の3原則』の優先順位
1.インターセプト
↓
2.振り向かせない
↓
3.遅らせる
の順です。
まずは子供たちにこの3原則と優先順位の理由を、時間をかけてもいいので子供たちが理解できるようになるまで指導してあげてください
具体的な練習法とコーチング

練習方法は3つとも図の状況からでOKです。逆に状況を変えたりすると、『原則を身につける』という目的がブレてしまいます。
本記事では、インターセプト練習の1例を示します。
練習の実際では、1人ひとりの子供の感覚を大切にしながら繰り返しましょう。
繰り返すことで子供たちは、「今のはインターセプトできたかも!」や、「間に合うと思ったのに・・・」などを感覚で感じます
コーチの声かけ、コーチングの仕方・タイミングなどは?
練習を繰り返しながら
- 「〇君のスピードなら、インターセプトできたかもね」や「ほんの少し反応が早かったら、〇君だったらうばえるよ」など、子供の足の早さ、反応の早さなどを考慮した、気づきの声かけをする
- 声かけだけでなく、「ポジショニングをずらす」ことも指導しましょう
【重要】
インターセプトが出来なくて裏をとられたとしても、インターセプトにチャレンジしたことを褒めるようにしましょう!
失敗を繰り返しながら守備の成功を味わうことも大切なので、コーチの役目としては「パスのスピードやコースなど」の微調整力が大切になります。
まとめ:大切な大切な『守備の3原則』
今回は、『【守備の3原則!】少年サッカーコーチのための守備指導の心得と方法』について、3原則とインターセプト練習およびコーチングの1例などについてお話してきましたが、いかがだったでしょうか?
少年サッカーコーチのみなさんには、育成・成長発達段階にある子供たちへサッカーの原理原則を伝える重要性をあらためて思いかえしていただければ幸いですm(_ _)m
最後まで読んでいただきありがとうございました!
