コーチングを愛するサッカーコーチのみなさん、こんにちは!
家族リフティングです\(^o^)/
コーチの「声出せよー!」の声がいらない理由は、大きく分けるとこの2つです。
- そもそもが意味のない声かけであること。
- サッカーやってる子供たちみんなが「元気で活発な子供」ばかりじゃないということ。
今回は、コーチの「声だせよー!」の声かけはいらない理由や具体例、改善策などをまじえてお話ししていこうと思います。
子供同士の「頑張ろうな!」「最後まであきらめずにやりきろう!」などは含まれません。
むしろ誰かの責任にしない子供たちのこういった声かけは、積極的に褒めてあげてくださいね。
本記事が、1人でも多くの少年サッカーコーチや親のみなさんに届くことで、子供たちの育成・成長の一助となることを願っています。
では、最後まで読んでみてください。
「元気で活発」と「内向的でおとなしい」
・少年サッカーコーチには、サッカー経験者で選手時代はレギュラーだったり、クラスでも活発だった人が多い
・サッカー未経験者のお父さんコーチであっても、どちらかといえばコミュニケーションや外での活動が嫌いではないタイプの人が多い
コーチ全員がそうではないと思いますが、比重としては活発なほうに傾くチームが多いでしょう。
そうすると、チームがどんな雰囲気の方向になるのか?・・・
そりゃあ元気で活発な雰囲気になりますし、そういった雰囲気作りをコーチや親のみなさんも(無意識に)求めますよね。
と、こんなふうに思うのではないでしょうか?
コーチや親、子供たち自身がこういった感情でサッカーに取り組むことに大きな問題はなんらありません。
むしろ元気で活発な雰囲気は、サッカーに限らずスポーツにおいて健全な形ともいえます。
ですので、僕はこのこと自体を否定するつもりはまったくありません(キッパリ!)
でもね、一度よ〜〜く考えてみてください。
チームには「内向的な子でおとなしい子」「まだサッカーの理解度が乏しい子」「過緊張しちゃう子」などなど・・・
このように「元気で活発」とはやや対極な立ち位置から、サッカーに全力で取り組んでいる子供たちがいます。
って声が四方八方から聞こえてきました〜(笑)。
「声出せよー!」の声はいらない
先ほどの「そんなことわかってるよ〜」をふまえて、コーチのみなさんは一度普段どのような行動をとっているのか思い出してみてください。
内向的でおとなしい子供に対して【元気よくプレーしてほしい】という純粋な思いから、「元気に声出せよー!」や「頑張っていけー!」といったニュアンスの声かけをしていることはないでしょうか?
(特にご自身が活発気味な)コーチは、内向的でおとなしい子供の表面だけを見て「元気がないぞー!」「声出せよー!」ってなりがちなので注意が必要です。
なぜなら、おとなしそうに見える子供たちも”その子たちなりに頑張って積極的に逃げないプレーをしている”からです。
コーチに必要な「声」はコーチング
では、具体的にどういったことを意識して実践すればいいのでしょうか?
それは、「必要な声かけとコーチングを考え改善し続ける」ことです。
そのための実践法として
①自分のフィルターを知ること
②1人ひとりの子供を見てコーチングすること
③今日の自分はどうだったか?をサッカーノートなどを用いて振り返ること
④明日からのコーチングに生かすこと
などが必要と考えます。

コーチングの具体例
・時には「ここ足止めずに頑張っていこう!」など、チームや子供を鼓舞する声も必要かもしれません。
・仲間に向けて「右があいてるよ」とコーチングしたけど声が小さくて伝わらなかった子供には、「アイデアや状況を伝えたことは良かったよ!次はもう少し大きな声で伝えてあげよう」といったアドバイスが必要かもしれません。
・まだサッカーの理解度が乏しく、声もなかなか出せない子供には、「今のこのプレーは良かったね。次の◯のプレーはどうしたらいいと思う?」など、”気づき”や”きっかけ作り”のコーチングが必要かもしれません
まとめ:いつでも主役は子供たち!
今回は「コーチの『声出せよー!』の声かけはいらんよ〜」についてお話しましたが、いかがだったでしょうか?
目指すところは、
「今のはもう少し人数かけて寄せたほうがよかったよね」
「右あいてたけど見えてた?」
「僕も大きい声で呼ぶようにするから、ゴール前では左も見てね」
など、(多少の強弱はあっても)子供たち同士で全員がコーチングし合えることですよね!
子供たち1人ひとりが楽しくサッカーできるように!!
最後まで読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m
